cvn concept story

何もなかった部屋に、二人が窓をひらいた
そこから、家族の時間が静かに動き始める

若い夫婦が、新しい部屋で最初の朝を迎える。
カーテンを開け、家具を置き、一枚の写真を壁に飾る。
何もなかった空間は、二人の笑顔とともに「家」になっていく。
やがて小さな命が生まれる。
赤ちゃんの最初の一歩、壁に増えていく身長の印、窓辺に広げた画用紙、入学の朝。
窓の外で季節が巡るたび、女の子は少しずつ大きくなり、
家族の写真にも新しい時間が刻まれていく。
思春期には言葉がすれ違い、やがて娘は夢を抱いて家を離れる。
それでも、遠くから届く声や映像が、離れた部屋を同じ時間で結ぶ。
誰もいないリビングにも朝は差し込み、父と母は変わらない窓のそばで娘の帰りを待つ。
年月を経て、娘は自分の子どもの手を引き、再びその家へ帰ってくる。
幼い子が壁の身長の印を見上げたとき、過去と未来は一本の線になる。
家族のぬくもりは、同じ形のままではなく、新しい世代へ受け渡されていく。
一つの家の窓から始まった光は、やがて街のいくつもの窓へ広がる。
声を届け、記憶を残し、人と人、暮らしと地域、今日と明日をつないでいく。

あなたに寄り添う私わたしたちでありたい